芝居「DOWMA」無事、全ての公演が終った。
脚本が届いて時からの4ヶ月間、ずっとこの世界観に浸っていた。
本番も、12回中、11回立ち会った。
毎回、役者の演技が少しづつ変化していくのが面白かった。
作り上げるプロセスは僕たちの範疇。
本番はお客さんのもの。
作品が自分たちの手を離れて、どう受け止められるのか。
観せるために作っているのだが、観せたくないという複雑な心境でもあった。
怖いから。
本番直前の段取り稽古で、自分の音楽が流れる度に、もう一度
録音し直したいと思った。
今聴き返しても、面白い音楽が作れたなと思う。
しかし、本番の時は細かい部分で気になるものなのだ。
それは、演出家にしろ役者にしろ、自分の持ち場では、各々そう感じてしまう
ものだと思う。
芝居を作り上げる過程で感情の上下があって、大変ではあったけど
終わってみれば、参加してよかったと思えた。
素晴らしい美術作家とも出会えた。
素晴らしい役者とも出会えた。
自分以外の要素を取り入れることで、自分の世界が広がる。
参加した役者の一人はそう話していた。
僕も同感だ。
それが面白いから、誰かと一緒に作品を作るのは好きだ。
今回の芝居は難しい。内容的に。
お客さんの感想も、脳が混乱しましたっていうのが多く見受けられた。
そして、それが心地よいとも。
人間の脳は、ある種の混乱を歓迎するんだね。
脳の構造を入れ替えると、世界は今までと違って見える。
そもそも、誰にとっても共通の世界なんてない。
人間は自分が見たいように、この世界を補完、歪曲してみているのだから。
自分の人生を変革したいと思えば、脳の構造を変革する体験をすればいいのだ。
JUGEMテーマ:アート・デザイン
脚本が届いて時からの4ヶ月間、ずっとこの世界観に浸っていた。
本番も、12回中、11回立ち会った。
毎回、役者の演技が少しづつ変化していくのが面白かった。
作り上げるプロセスは僕たちの範疇。
本番はお客さんのもの。
作品が自分たちの手を離れて、どう受け止められるのか。
観せるために作っているのだが、観せたくないという複雑な心境でもあった。
怖いから。
本番直前の段取り稽古で、自分の音楽が流れる度に、もう一度
録音し直したいと思った。
今聴き返しても、面白い音楽が作れたなと思う。
しかし、本番の時は細かい部分で気になるものなのだ。
それは、演出家にしろ役者にしろ、自分の持ち場では、各々そう感じてしまう
ものだと思う。
芝居を作り上げる過程で感情の上下があって、大変ではあったけど
終わってみれば、参加してよかったと思えた。
素晴らしい美術作家とも出会えた。
素晴らしい役者とも出会えた。
自分以外の要素を取り入れることで、自分の世界が広がる。
参加した役者の一人はそう話していた。
僕も同感だ。
それが面白いから、誰かと一緒に作品を作るのは好きだ。
今回の芝居は難しい。内容的に。
お客さんの感想も、脳が混乱しましたっていうのが多く見受けられた。
そして、それが心地よいとも。
人間の脳は、ある種の混乱を歓迎するんだね。
脳の構造を入れ替えると、世界は今までと違って見える。
そもそも、誰にとっても共通の世界なんてない。
人間は自分が見たいように、この世界を補完、歪曲してみているのだから。
自分の人生を変革したいと思えば、脳の構造を変革する体験をすればいいのだ。
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