昨日はすごい雪だったので、仕事の帰りはタクシーを使いました。
前日の夜から、タクシー会社に電話しても、まったく通じない状態。
コールはなるけど、だれも出ない、ということです。
帰りのタクシー運転手のかたにその話をしたら、いつもそうですよ、とのこと。
雪の日は、運転手がどれぐらい出社するか分からないから、会社っも予約をいれられない
のだそうです。
つまり、雪の日は多くの運転手の方は休まれるってことだそう。
事故率が高まるし、後のことを考えると面倒なことがたくさんあるので、リスク回避だそうです。
確かに、事故したらその間、仕事ができないし、免許にもひびく。
だから、しょうがないかな〜と思いました。
話をしていて面白かったのが、ではこういうときタクシーを利用している人はどうやって
確保しているか?ってことです。
タクシードライバーさんも個人で携帯をもっているので、電話をそのドライバーさんに
直接かけているんです。
会社に属していても、実際は個人事業主とかわらないそう。
でも、考えてみればお客さんも感じのよいドライバーさんで顔もしっている人のほうが安心、
これ、人間の心理だと思うのです。
タクシー利用客の多くは高齢者です。通院とかね。
でも年金が減っているので、通院も回数を減らしているから、仕事のパイも比例して減っているのだそうです。
どの業界でも経済状態に左右されるものです。
でも、そのドライバーさんのお話をうかがっていると、やっぱり人とのつながりなんだと
思ったんです。
僕は、タクシー会社はこういう雪のときだからこそ、稼ぎ時なのだから電話もでて仕事をとった
ほうがいいのでは?とそのドライバーさんに言ったのです。
すると、会社のドライバーもでてこないといけないよ、と言ってました。
でも、それは稼げるからではなく、こういう困ったときにこそ、ドライバーの役割だし、
お客さんの為なんだから。。。と言われたんですね。
こういうマインドの方は、どんなに不況の時代でも、やっぱり重用されるな〜と思いました。
お金は人についてくるってことですね〜。
タクシー業界の景気
- 2011.01.18 Tuesday
- お金
- 07:14
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- by 田村俊明
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