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偶然性。

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    今、僕が携わってる舞台作品、
    2週交代で、3人の美術作家の展示作品が変わる舞台。
    で、音楽も、それにあわせて3種類つくった。

    音楽も2週交代制ってつもりで。制作は楽しかった。
    なかなか音楽がうまれない時は、自分に価値がなーい、とさえ
    思えてしまうけど、必ずできるってのも知っている。

    一晩たつと音楽が頭の中で整理されていることが多い。
    寝ている間に、頭の中の小人が、素材を積み上げてくれている
    のでしょう。



    昨日、演出家の提案で、音楽をシャッフルするのはどう?となった。

    1日、昼、夜の2回公演。全部で12公演。
    その12公演、全部違う組み合わせで音楽を使いましょうってこと。

    ほう、それは面白いなと思ったわらう
    公演ごとに音楽がかわるのって珍しい。
    僕も3種類の音楽を作ったものの、判断は演出家に任せていた。
    だから、最悪、2種類は使いません
    ってこともありえると少し覚悟してた。

    だもんで、そりゃいいですよ! って。

    気持ちとしては12公演全部、観に来てってことなんだよね。
    昼夜で当然、雰囲気も違う。
    オブジェも違う。
    音楽も違う。

    当然、同じものをみても観る人の感じ方ってかわると思う。
    もともと、打ち合わせの段階から演出家にそういう意図があったので。

    人には、2種類の傾向がある。

    決まった形を毎回やりたい人。
    違ったことを毎回やりたい人。

    演出家の加藤さんは後者なんだよね。
    偶発的なものを、自分の感覚で面白いって感じたら
    それを拾い上げていく。そして新しい切り口を提示する。

    編集者的才能。

    僕らは、その素材を提供する。そして偶然性を楽しむ。







     

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